Lesson 10: 音の高さと気持ちの関係 – “milk” が盛り上がらない理由

今回は、感情と音についてのレッスンです。

たとえば、パーティーに誘われたとしましょう:

「飲み物いらないよ!こっちで用意してるから!」

テンション上がりますよね?高いエネルギー(high frequency)!
「やったー!無料のビール🍺!」って感じ。

でも次にこう言われたら?

「ミルクパーティーだよ。」

……急にテンション下がる。低周波(low frequency)。

そしてその気持ちで “milk” を言ってみてください。
実はこれが英語の短い “i” の音なんです。


感情の周波数 = 母音の周波数

英語の音は、感情の高さとリンクしています。

代表的な例を見てみましょう:

低い周波数(短い “i”) 高い周波数(長い “ee”)
milk – 地味な飲み物me – 主役!
ship – サビた船sheep – ふわふわ癒し系
trick – いたずらtreat – お菓子ゲット!
bit – 小さくて地味beat – リズム!音楽!
sick – うわ、風邪かもseek – 冒険の始まり
sit – まあ座るだけseat – コンサート最前列!
lip – ひっそりleap – ジャンプ!行動!
kick – 痛いかもkeep – 大事にしたい

クイズ:音の“気持ち”を感じてみよう

下のペアを声に出して読んでみてください。 どっちがエネルギー高い?どっちがテンション低め?

  1. ship / sheep
  2. kick / keep
  3. trick / treat
  4. bit / beat
  5. milk / me

気分で分かる?音が持つエネルギーを感じてみましょう。


音と感情がリンクすると、 ただ発音するだけじゃなく、英語を“生きる”ようになります。

— Symeon