Lesson 5: シュワ – 消えてるけど超重要な母音

ようこそ。英語で一番よく使われる音、でも誰も教えてくれなかった音へ。

その名は シュワ(schwa): 「あいまいな “ア” のような音」

シュワってなに?

英語で「強く読まれない部分」に出てくる、軽くて速い母音のこと。

たとえば:

軽くて、目立たなくて、でも超重要。

なぜ重要なのか?

ネイティブはすべての母音をハッキリ発音しません。 リズムに任せて、落としていい音は落とします。

だから:

シュワが入ると、3音節が2音節に。 文の流れがスムーズに。

日本語とのつながり

日本語にはシュワはありませんが、音を省略する感覚はあります。

「み」が抜ける… それ、ほぼシュワです!

すでに「すいません」と言ったことがあるなら、 あなたはもう「英語のシュワ」に一歩近づいています。

リズムのルール

英語のリズムは 文字じゃなくて “母音の音”で決まります。

だから、書かれた文字は見なくてOK。 音を聞いて、感じて、呼吸に乗せて発音してみよう。

クイズ:どこに母音が消えてる?

ヒント:母音が無いように見えたら、それシュワの出番かも。

声に出して読んでみよう。空白を埋めなくてもOK!リズムで読んでみて:

  1. S-pport
  2. B-na-n-
  3. -nough
  4. -bout
  5. P-rade
  6. A-me-r-ca
  7. Fam-ly
  8. T-mo-rro

全部に共通してるのは?
抜けてるように見える母音=シュワです。

はっきり発音したら?→ 変に聞こえる。
リズムにのせたら?→ ネイティブに聞こえる。

シュワをマスターしたら、英語が一気に “ジャズ” っぽくなります。

— Symeon