Lesson 9: -ing = ん — 実はあなた、もうできてる！

びっくりするかもしれませんが、「ん」が言えるなら、もう “-ing” の発音は半分マスターしています。

-ing の音って？

英語の “-ing” は、鼻に抜ける音（nasal sound）です：

• singing → singin’
• going → goin’
• talking → talkin’

実際の会話では “g” をよく落とします：

• “I’m going.” → “I’m goin’.”
• “She’s talking.” → “She’s talkin’.”

どこかで聞いたことある？そう、それは日本語の「ん」とそっくり！

日本語の「ん」も同じ仲間

日本語では、「ん」で終わる単語がたくさんあります：

• 本（hon）
• ご飯（gohan）
• いらっしゃいません（irasshaimasen）

この「ん」は、舌の後ろの方で作られる音。 実は英語の “singing” の “ng” と同じポジションなんです！

比べてみよう

そう、すでにあなたの口の中には「-ing」の道具が入ってます！

「N」の位置の違いもチェック

日本語には「N」のポジションが2種類あります：

• な・に・ぬ・ね・の → 舌の先が上あごに当たる
• ん（ng系）→ 舌の後ろが上がる（鼻に抜ける）

例：

• “on”（オン）→ な行の「ん」と同じポジション
• “song”（ソング）→ 鼻に抜ける「ん」（ng音）

なぜ “g” を書くの？

もともと "-ing" は硬い “g” を発音していました。 でも実際の会話では、そこまで頑張らなくても通じます。

だからネイティブはこう考えます：

• “-in’” はサボってるんじゃない。
• “-in’” はネイティブらしい音。

おまけ：バッグス・バニーならこう言う

英語の発音の先生：「“talking” は言わなくていいよ。
“talkin’” でOK！」

なので次にカジュアルに話すときは：

• Talkin’
• Dancin’
• Laughin’
• Learnin’

ようこそ、ん-glish の世界へ。 あなた、もう話せてるんです。

— Symeon